おはようございます。Jです。
昨日の日銀会合結果発表は市場予想通り現状維持となり、為替市場は円売りに反応。その後の黒田総裁の会見では、先日からロイター通信に出ていた利上げ開始議論について指摘されましたが「全くそのような議論を行っていない」と否定。
この発言を受けてさらに円売りに反応しましたが、米利回りの上昇を背景に株価が売られ徐々に円高に変化。引けにかけてドル円は上げ幅を全て戻す格好となりました。
また、クロス円も全体的に下げており、通貨ペアの中ではユーロ円が130円を割り込み。テクニカル面では価格が25日移動平均線を割り込んできました。
ユーロ円は年初から130円~131円台のレンジで上下していましたが、昨日の下落で状況が悪化してきましたので続落に注意が必要です。
なお、昨日の解説でもコメントさせて頂きましたが、ユーロドルも続落して1.13前半まで到達。先週の上昇が全戻しという結果になっていますね。
長期持ち合いの上抜けからトレンド転換を期待したい局面でしたが、上昇が否定されてダマシとなっていますのでユーロドルの下げにも併せてご注意下さい。
また、トレンドの変化など目立った動きなどございましたら改めて解説させて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
無料メールマガジンの登録
注目通貨ペアやトレードポイントを配信。
また、メルマガ限定記事やドル円の長期トレンド分析レポートを閲覧頂けます。
(ご登録後パスワードを送信致します)
少しでも参考になれば幸いです。