こんにちは。Jです。
経営危機に陥っていたクレディスイスは、スイス金融大手UBSグループが買収する事で合意。土日にかけての急展開となりましたが、本日以降の市場に対する影響を考慮した対応とも取れるでしょう。
為替相場では大きな窓を開ける事なく先週終値付近で取引開始。ドル円は10時にかけけて132.64まで上値を伸ばしましたが、午後にかけて上げ幅が全戻し。
金融不安が払拭されている訳ではないので上値の重さが目立ちますが、今後のトレードはどう考えていくか?
本日はドル円の解説をさせて頂きます。
クレディスイスの買収によって目先の金融危機は一服したものの、米銀破綻を含め金融不安は根強く上値は重い状況。支援などポジティブな材料で上昇しても戻り売りで下げるという流れが繰り返されています。
為替相場でもドル円は荒く持ち合いながら徐々に安値を切り下げる展開となっていますので、今後も上昇局面では戻されるか注目。例えば、134円台に見えるチャネルライン付近で戻されるようであれば戻り売りを検討予定です。
逆に、このまま下げ続けるようであればトレンドラインが示す130円台で下げ止まるか注目。再上昇の動きが確認できれば押し目買いを検討予定です。
ただし、明後日22日にはFOMCを控えていますので注意。
ECBでは市場予想通り利上げに踏み切りましたが、FRBも利上げを実行するのか?今の金融不安をどう捉え、今後の利上げ(又は利上げ停止や利下げ)をどう考えているのか?政策金利や声明文、パウエル議長の発言次第で再び動く可能性がありますので注意が必要です。
あとは、実際の動きを確認しながら判断致しますので、何か目立った変化などあればコメント致します。
一つの見方として参考になれば幸いです。
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