こんにちは。Jです。
本日もドルが強くドル円は144円台を回復。先ほど鈴木財務相が「今後も必要に応じて対応を取る」と発言している事から今後も為替介入が行われる可能性は十分にあるでしょう。
また、昨日のメルマガでも触れましたが、通貨の中ではポンドが新政権による大型減税などの緩和政策が嫌気され急落。
クワーテング英財務相は「まだ追加の措置がある」と発言しており、相場の急落についても「短期的な市場の動きではなく長期的な成長を重視」と発言。相場急落に関しては動じない姿勢を示している事もあり、本日のポンドも売り優勢。仲値から約5分で5円急落するほど荒れた動きとなっていますね。
メルマガで紹介している長期分析レポートの16ページでも2016年の急落についてピックアップさせて頂いておりますが、この時は数分で5円。今のポンドも現時点では下げ止まる兆しを見せていませんので、「落ちてくるナイフ」の状態。
こういった相場でこれまで何度も申し上げていますが、相場の格言に「落ちてくるナイフは掴むな」とある通り、安易な逆張り(買いポジションを持つ)にはご注意下さい。
なお、先ほどの急落時には1分で1円反発するなど、秒単位でも数十pips飛ぶような値動きとなっていますので、基本的には落ち着くまでもうしばらく静観で良いと考えています。
今後の英政権の政策や要人発言によって変動する可能性はあるものの、先日発表した政策が変わらない限り目先のポンドは売られやすい環境となりますので、トレードも順張りで基本は売り。
・値動きが落ち着く事
・自律反発で戻りの局面(チャートパターン等)ができる事
といったような機会が確認できれば落ち着いて戻り売りを行うくらいの姿勢で待てば良いと考えています。
(待つのも相場、という相場の格言もあります)
以上、今のポンドは急落途中なので「落ちてくるナイフは掴まない」事。「待つのも相場」の姿勢でトレード機会とする相場状況、チャートの形が現れるまで待つ事。今はそういった相場の格言を忘れずに対応したい環境なので、十分ご注意下さい。
また、今後目立った動きなどございましたら改めてコメント致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、引き続きよろしくお願い致します。
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