こんばんは。Jです。
相場は顕著な円売りが続いており、今朝の相場ではドル円が121.41まで上昇。連日一方的な値動きが継続していますね。
背景には米利上げによる金利上昇と日銀の現状維持による金利差の拡大。また、パウエルFRB議長は0.5%の利上げも用意があると示唆しておりタカ派の姿勢となっていますのでドルが買われやすい環境。そして、緩和を維持している日本円は売られやすくなっています。
さらに、トレンド面におきましてもドル円は昨年から115円を挟んだ持ち合いが継続。高値圏のレンジで上下していましたが、今回の上昇でさらに上にブレイクする結果となり上昇トレンドは継続。
テクニカル面につきましても、一昨日の解説でダイバージェンス形成の可能性に言及しましたが、現時点では形成しておらず高値で張り付き。本日東京市場では121円台から反落する場面があったものの、下値が堅く調整には転じていませんね。
そのため、今後も損切りの逆指値を巻き込みながら上げ続ける可能性がありますので、安易な逆張り(売りポジションを保有)にはご注意下さい。
では、上値として意識されやすいのはどの価格になるのか?
過去の値動きを確認すると、2014~2015年の上昇局面では122円付近でいったん調整に転じ115円台まで反落。しかし、その後は一定期間の持ち合いを形成して再上昇。125.85まで上値を伸ばしていますので、125円という価格の節目は意識されやすいでしょう。
また、OANDA JAPANのオーダー状況を確認致しましても、125円に多くの逆指値の売り注文(損切り注文)が入っていますので、125円を超えて多くの損切り注文を執行させてから上昇一服というパターンも考えられるでしょう。
以上の事からもポジションの管理には十分ご注意下さい。
また、今後何か目立った動きなどございましたら改めてコメント致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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