相場が大暴落。ここで忘れてはいけない2つの事

こんにちは。Jです。
先週の相場は荒れましたね。

特に、日経平均株価は1000円以上のアップダウンが発生。
23~24日の相場では、16000付近の高値から14000円付近まで下落。
そこから15000円まで反発した後はまた14000付近まで下落と
稀に見る大荒れ相場でした。(以下はCFDの日経225チャート)

2013年5月23日~5月24日 日経225 CFDチャート

もちろん、FX(為替)相場も不安定な展開に。
ドル円は103.73の高値から100.83の安値まで約290pipsほど下落(円高)
しかし、その後は約170pipsほど上昇(円安)した後に約150pipsの下落(円高)
値幅が大きくヒゲも目立つので仕掛け辛い相場となりました。

【チャート図】(チャートの設定方法はこちら)
ドル円 2013年5月23日~5月24日 プラチナチャート

この時、一部の読者さんから、

「なぜ、こんな暴落が起きているのでしょうか?」
「これからまた上昇するのでしょうか?大丈夫でしょうか?」

といったメッセージを頂いたのですが、

  • なぜ相場が上昇(下落)しているのか?
  • これから相場はどう動くのか?

という点は、トレードを行う上ではあまり重要ではないので、
気を取られすぎないよう注意が必要です。

例えば、今回のケースでは、

中国指標(中国製造業PMI)が悪かった事をきっかけに~
アルゴリズムトレードが~
相場に過熱感があったので~

など、暴落の原因について様々な報道がされていますが、全て後付けに過ぎません。
もちろん、値動きに影響を与える材料であることは間違いないので、
知っておく事は大切ですが、

「上がる時は上がり、下がる時は下がる」

というのが相場です。

そもそも相場の過熱感は前から言われていましたし、
いつ上がるのか?いつ下がるのか?といった事は誰にも分かりません。

それに、起きてしまった後は何ともでも言えるので、
「なぜ相場が上がったのか?」「これからどう動くのか?」
という事は、トレードする上であまり重要ではないと考えています。

では、一体何が重要なのか?

それは、「今」です。

  1. 今、相場で発生した事実(値動き)に対してどう行動するのか考える事
  2. 何が起きても行動できるよう事前に対応策を考えておく事

以上の2点です。

先ほども申し上げたように、
相場はいつ上がるのか?いつ下がるのか?誰にも分かりません。

相場の方向性(トレンド)や優位性を考慮してポジションを持っても、
それからどういう値動きになるかは相場次第です。

なので、利食いや損切りの目処を事前に決めておく事はもちろん、
様々な相場の値動きに対してどう対処するか、想定しておく事が大切です。

例えば、利食いや損切りの目処をあらかじめ決めていたとしても、

  • もみ合いが続いて値動きが少なくなったり
  • 急に動いて利食い目処を超えてきたり
  • 損切り目処に届かずジリジリ時間をかけてゆっくり動いたり

様々な値動きのパターンが考えられますので、
どう行動するか?事前に想定しておく必要があります。

そうすることで、今目の前で発生した事実(値動き)に対して
どう対応するのか?慌てず冷静に判断することができるようになるでしょう。

また、今回の話と重複している部分はありますが、
以下の記事も併せてご参考下さい。

仕掛け辛い相場で意識すべき3つのポイント

今の円安相場で注意すべきこと その2

安倍トレードによる円安はいつまで続くのか?

アベノミクスは本当に買いなのか?

あくまで一トレーダーの考えに過ぎませんが、少しでも参考になれば幸いです。
それでは、引き続きよろしくお願い致します。

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