こんにちは。Jです。
昨日は、ロシアがウクライナとの停戦交渉が進展しているとの報道が誤りであると表明した事が嫌気され下げる場面があったものの、ドル円は高値圏で底堅く推移。クロス円もユーロ円は132円に迫る勢いとなり、上昇が目立っていますが、その一方で下げに転じたのはポンド。
昨日BOEのイベントで市場予想通り利上げが発表されたものの、カンリフ副総裁が反対に1票投じていた事が明らかとなり急落。ポンド円は昨日の上げ幅を全て戻す格好となり、日足で上ヒゲを形成する結果となりましたね。
ここで数ヶ月のトレンドを確認すると、ポンド円は方向感なく大きなレンジで上下。テクニカル面ではオシレーター系の指標を参考にすると分かりやすい特徴が現れていますが、RCI中期線(17)がピークを形成した後に下げている傾向があります。
現時点では156円台の価格を推移しており、RCI中期線もミドル付近の水準となっていますので、もう一段高となり158円付近の高値に到達するか注目です。
もちろん、昨日の日足が上ヒゲ陰線となっておりBOEから上昇一服の動きが見られますので、これから下げに転じる可能性もあるでしょう。また、本日はこの後15時30分から黒田総裁の会見を控えていますので、発言や値動きの反応にも注意が必要です。
いずれに致しましても、現時点では上値余地を残しつつ下げ転換のシグナルも出ている状態となっていますので、もうしばらく値動きの動向を確認してから判断したいと考えています。
また、何か変化などございましたら改めてコメント致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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