こんにちは。Jです。
これからクリスマス、年末年始となりますが、
相場も閑散期となりますので値動きや取引には注意が必要です。
昨年の記事はこちらからご確認頂けますが、
今年も過去の傾向など注意点をまとめさせて頂きますので、
少しでも参考になれば幸いです。
●ご利用のFX会社のスプレッドや取引時間に注意
GMOクリック証券では2020年12月22日(火)7:00~1月1日(金)7:00まで
全銘柄のスプレッドが原則固定の適用外となっています。
また、取引時間につきましても12月25日(金)は15:30まで短縮となり、
1月1日(金)は休業となっていますので、
ご利用されているFX会社のスプレッドや取引時間をご確認下さい。
⇒ クリスマス・年末年始による相場急変・スプレッド拡大等にご注意ください
●急な値動きやスプレッドの拡大に注意
先ほどのGMOクリック証券のお知らせにも記載されている通り、
年末年始は相場の休場が多く、流動性が低下してきますので
ほとんど値が動かない時や急に上下に動き出す可能性もあります。
通常の相場でもこうした場面はありますが、
要人発言や指標発表など、材料がない中で突然動き出す事がありますので、
注意しなければなりません。
また、スプレッドも原則固定の適用外(GMOクリック証券の場合)となりますので、
今まで1pips以下のスプレッドで安定していた通貨ペアが
急に3pips、5pips、10pipsなどスプレッドが開きっぱなしの状態で
値が動き続ける可能性もありますので、併せてご注意下さい。
【2019年12月28日 ポンド円は18pipsスプレッドが拡大する場面もありました】
●過去4年のドル円は全て下落。今年も下げるか?
過去4年間のドル円の年末年始は全て下落。
チャートで振り返ってみましょう。
それぞれの年によって下げるタイミングに違いはありますが、
少なくとも過去4年間で上げている年がありません。
特に、2018年は12/14の113.60付近から下げ続け、
1/3には105.85と約8円の急落相場となっています。
また、2020年12月現在のドル円は下落トレンドの最中でもあり、
下げやすい環境が整っていますので、急な下げなどにご注意下さい。
●ドル円は買いポジションに偏り。ストップロスを巻き込む下げに注意
なお、OANDA JAPANのオーダー状況では、
現在もドル円の買いポジションを保有が多く偏っている状態で、
105円、106円台から持ち続けているポジションも目立ちます。
しかし、ポジションに反してドル円は下げ続けていますので、
このまま買いポジションを損切りさせるような下げ方にも注意が必要です。
また、現時点では新規の注文につきましても
102円や100円など下で買おうとする動きも目立ちますが、
「落ちてくるナイフは拾うな」
という相場の格言がある通り、
無理に下で買おうとしなくても良いと私は考えています。
(買うなら少なくともナイフが刺さってトレンドが変わったと期待できる場面から)
また、注文状況からも相場の底で買いたいという思惑も感じられますが、
「頭と尻尾はくれてやれ」
という相場の格言がある通り、
無理に天底を狙う必要などありません。
そういった無理をして大きな怪我をしたり、
「こんな事しなければ良かった」と後悔するぐらいなら
何もしなくて良いのです。
トレードの機会は相場が動き続ける限りいつでもあります。
「休むも相場」
という格言もありますので、
年末年始のリスクに注意しながら
無理しないよう相場と向き合っていきましょう。
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引き続き今後ともよろしくお願い致します。
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少しでも参考になれば幸いです。