円高は続くのか?過去20年の傾向について

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昨日、ドル円の長期分析レポートをお送りさせて頂きましたが、
再びやってきた円高相場は今後も続くのか?

過去20年の値動きと大口の動向についてまとめたレポートが
SBI証券で公開されていますので併せてご参考下さい。

⇒ 投機筋の円買いポジションが増加!今後の見通しは?

当メルマガでも以前に解説させて頂きましたが、
今年の相場で大口(投機筋)は円買いにシフトしています。

また、過去の傾向から5万枚を超えてくると
ショートカバーの買い戻しが発生しやすく、
相場も回復している様子が分かりますね。

2007年以降の低迷相場を見てもその傾向が確認できますし、
直近の相場でも4/19の71,870枚から5月末にかけて
14,837枚に円買いポジションが減少。

ドル円の価格も111.44まで反発しました。

しかし、6月に入ってから再び円買いポジションが増加。
6/7時点の最新データでは42,853枚となっています。

その時に出た材料や地合いにもよりますが、
ポジションを解消しては再び円買いという繰り返しですね。

【CFTC 建玉明細】
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これからFOMCや日銀会合、英国民投票と
重要イベントを控えている事もありますので、
様子見やリスク回避という意味もあるでしょう。

日銀がサプライズ緩和を行ったり、
英国民投票でEU残留が決定するなど、
ポジティブな材料が出ない限り、
目先のトレンドも変化しにくいと考えています。

特に、英国民投票によってEU離脱派が勝利した場合は、
ポンドを中心としたショック相場の再来や
円買い相場の長期化に注意が必要です。

そのため、イベント前後はポジションを取らないよう注意し、
イベント通過後にどういう動きになるのか確認しながら
トレード判断する事が賢明と考えています。

また、来週末のメルマガでは、
英国民投票を控えたポンドについて解説させて頂きますので、
ご参考頂けますと幸いです。

それでは、明日より通貨ペア毎の解説をさせて頂きますので、
引き続きよろしくお願い致します。

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