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こんにちは。Jです。
13日のNY市場で、安倍首相が来年4月に予定されている
消費税10%引き上げを延期する方針と報道が出ましたね。
サミット後にも表明と具体的な内容でしたが、
14日に「そういう事実はない」と首相本人が否定しています。
⇒ 首相、増税再延期報道を否定
(共同通信より)
相場も報道を受けて上下に振れましたので、
今後もこのような材料には注意が必要です。
最近の出来事では、先月の日銀会合が良い例ですね。
発表の1週間前に緩和観測が出て急騰しましたが、
蓋を開けてみれば現状維持。
黒田総裁の会見では、
そもそも議論すらしていないと全否定だったので、
市場は大きく反応しました。
約2.5円の上げ幅に対して約6円の下げ幅。
いわゆる倍返し(倍以上)ですね。
【ドル円 4時間足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
では、今後のドル円の値動きについて見ていきますが、
13日の相場では、
・21時30分に小売売上高と生産者物価指数
・23時にミシガン大消費者信頼感指数
以上の発表があり、好感されて上に飛びました。
また、増税延期報道も上に振れたものの、
いずれも戻される結果となりましたね。
【ドル円 5分足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
それだけ上値が重い相場という事になりますが、
109円半ばはちょうど4/28高値を起点とした61.8%戻し。
110円の節目も控えていますので、
高値掴みに注意したい価格水準。戻りの再開にも注意が必要です。
【ドル円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ただし、最近の要人発言は今までと違って
「介入」という言葉が出てくるようになりました。
そのため、一定の水準では底堅くなる可能性もありますので、
トレンド転換に注意しながら判断したいと考えています。
特に、目先の動きは横ばいとなっていますので、
まずはどちらに振れるか確認してから
売り買いの方針を決めていく予定です。
【ドル円 2時間足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
また、通貨ペア毎の相場につきましては
月曜より改めて解説致しますのでご参考頂けますと幸いです。
それでは、引き続き今後ともよろしくお願い致します。
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