こんばんは。Jです。
今週は12/7の植田日銀総裁の発言が材料視され、日銀のマイナス金利解除観測が強まり急落。円が買われドル円はストップを巻き込みながら一時141円台に急落するも昨日発表された米雇用統計の内容が予想より良く底堅い展開に。144円台で引ける結果となりました。
ただ、今回の急落によって目先のトレンドにも変化が表れてきましたので、その様子や今後の展開、チャートの見方について解説させて頂きます。
12/7の急落をきっかけに3月以降の上昇トレンドラインを割り込み。トレンドの角度に変化が現れましたので、強気に買いにくい環境となってきました。また、今年1月以降のトレンドを基準に見た場合、トレンドラインは140円付近を示していますので、短期間でもう一段下げてくる可能性も十分あるでしょう。
このまま再上昇した場合も割り込んだトレンドラインや1月以降のチャネルラインが147~148円付近を示していますので、140円台後半は上値が重くなりやすい環境。
以上の事から、147円以降の価格ではラインの戻りを見て売り。再び下げた場合は今年1月以降のトレンドラインが示す140円付近の節目の攻防に注目。下げ止まるようであれば買い場として検討したいと考えています。
上も下も切り返しを確認したタイミングでポジションを取る事で、逆光してもすぐに切れる体制を作る事ができます。リスク(損切り)が小さくできるタイミングで取引を行うという事ですね。
あとは、来週もFOMCやCPIなどイベントも控えていますので、上下どちらに動いても対応できるようタイミングを見ながら判断していきたいと考えています。
また何か目立った動きなどございましたら改めてコメントさせて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
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