こんにちは。Jです。
昨日は円買いが目立った他、NY市場ではパウエル議長の発言も材料視されて乱高下。
「2023年はインフレが大幅に鈍化する見通し」
という発言でドル売りとなりドル円は130円台に急落したものの、予想外に良かった先週の米雇用統計に触れ、
「今後のデータ次第ではさらなる利上げが必要」
との見解も示した事で今度は一転ドル買いに。ドル円は再び131円台を回復する結果となり、上下に振り回す値動きとなりました。
また、こうしたドルの上下でユーロドルも乱高下しましたが、価格は押し目となるか注目したい水準。
では、今後は買いなのか?
本日はユーロドルの相場を確認しながら判断材料のポイントについて解説致します。
長期のトレンドは昨年から上昇傾向が続いていますが、2月は1.10から調整。連日陰線となりましたが、昨日の相場で十字線となり下げの勢いが落ち着いてきましたね。
また、昨年11月、今年1月に押し目となったラインで止まった事にも注目。1月はWボトムから上昇転換していますので、今回も転換のパターンを確認してから買いを検討したいと考えています。
しかし、トレンドはいつか終わりますし、そう簡単に毎回都合良く動きません。それが相場です。今回でトレンドが終わり下げ転換する可能性も想定しておく必要があります。
例えば、目先のラインや25日移動平均線が示す1.08台が上値抵抗となり戻されるようであれば、再び昨日安値(1.0669)を試す可能性も。そして、安値切り下げとなれば昨年から支持されたトレンドラインも割り込み75日移動平均線を目指すかもしれません。
そのため、目先の動きとして1.08台で戻されるようであれば売りも視野に入れる必要があるでしょう。
あとは、実際にどのような値動きとなるか確認しながら判断致しますので、目立った変化などございましたら改めてコメントさせて頂きます。
一つの見方としてご参考頂けたら幸いです。
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