こんにちは。Jです。
昨日は日銀会合の結果発表を受けて円安が加速。金融緩和の政策は予想通り維持となった他、指値オペの毎営業日実施を決定。利上げに踏み切る米国(FRB)と相反する政策となっており、ドルを買って円を売る動きが継続。
ドル円は130円の節目を突破して一時131.25まで到達し、青天井の状態となってきました。
また、ドル円のトレンドを確認すると先週から130円の節目で上値を抑えられ短期で高値と安値を切り下げていましたが、今回の急騰で高値を切り上げ。チャートパターンと致しましては上昇フラッグ型の持ち合いを形成後、上昇トレンド再開という流れになっています。
そのため、今後は調整で反落する可能性があるものの、下値では押し目買いが意識されやすい環境となっていますので買い目線で対応したいと考えています。
ただし、今後の注意点と致しましてはゴールデンウィーク相場の変動。日本が祝日で休場となる中、FOMCや米雇用統計といったイベントを控えていますので内容次第で波乱の値動きとなる可能性があるでしょう。
米国は引き締め。日本は緩和継続という根本的な構造が変わらない限り円が売られやすい環境ですが、加熱した値動きを修正する値動きは発生します。
また、円安が続く相場に対して牽制する発言も目立っており、昨日は財務省幹部の「為替の足元の動きは極めて憂慮すべき」との発言が報道され131円から130.27まで急落。僅か10分程度の値動きとなっており、分単位で動く値幅も拡大していますので今後も急な動きには十分ご注意下さい。
また何か目立った動きなどございましたら改めてコメント致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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