おはようございます。Jです。
昨日はドル円が125円付近まで反落する場面があったものの、NY連銀のウィリアムズ総裁が利上げペースの加速を支持した事から米金利が再上昇してドル円は再び126円台に到達。9時20分時点では年初来高値(126.31)の更新目前となっていますね。
先ほど鈴木財務相の発言(為替の急激な変動は好ましくない)が材料視されて若干グッと下に振れましたが限定的な値動きに。
日経平均株価など株価指数は下げに転じていますが、為替市場は円売りで上昇していますので、株価が下がれば円も買われるという相関関係は崩れています。
そのため、こういった強い円売り相場で逆張り(売りポジションを持つ事)は禁物。現時点では4/13に形成した上ヒゲを食っていく上げ方となっていますので、年初来高値(126.31)を更新した際にはストップ(損切り)を巻き込みながら上値を伸ばす可能性もあるでしょう。
そのため、引き続き順張りで対応していく事が基本と考えています。
ただし、昨日の解説でもコメントさせて頂いた通り、調整局面では数円単位で下げに転じる可能性もありますので、急な下げに注意。特に、短期トレードを行っている場合、高値圏で飛び乗って買いポジションを取り続けていると急な下げに巻き込まれるリスクがあります。
また、円安を牽制する発言の効果は薄いものの先ほどの鈴木財務相の発言には「円安が進み輸入品が高騰」との指摘もありました。
現時点で黒田総裁は円安が日本経済全体にとってプラスとの見解を示していますが、今後の発言でこの考え方に変化が生じた場合はインパクトのある下げが発生するなど影響が出る可能性もありますので、今後も要人発言と値動きにご注意下さい。
また、今後何か目立った動きなどございましたら改めてコメント致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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