こんばんは。Jです。
一昨日配信したメルマガでもコメントさせて頂きましたが、ウクライナ情勢が緊迫する中、相場はリスク回避の地合いに。12日に行われた米露首脳の電話会談も平行線となった他、米国側は今週中にロシアが侵攻する可能性にも言及。
本日東京市場では一時反発する場面があったものの欧州にかけて戻され、円絡みの通貨ペアは全体的に下げる結果となっていますね。なお、ドル円は20時時点で115円前半の水準を推移。今回も高値圏から上げ幅が戻される事となりました。
長期的にはゆるやかな上昇トレンドを形成しており、現時点では崩されていませんが、1/4高値(116.35)切り上げに失敗した後に下げに転じており、ウクライナ情勢によるリスク回避の環境が継続。
このまま続落して下げた場合、価格が25日、75日移動平均線や先行スパンを割り込み。昨年9月以来のテクニカル変化が現れる事となります。そのため、このトレンドを維持できるか?悪化するのか?攻防に注目したい局面です。
もちろん、急落のきっかけとなったウクライナ情勢について、ロシア侵攻の可能性が消えて外交的解決に向かえば再び株高円売りとなる事もあるでしょう。
その一方でロシア侵攻が現実となり、最悪のシナリオとなってしまえばショック相場となるなど、相場へのインパクトが大きなものとなる可能性もありますので、今後の報道や相場の値動きには十分ご注意下さい。
また何か動きがあれば改めて解説致しますので、一つの見方として参考になれば幸いです。それでは、本日もよろしくお願い致します。
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