こんにちは。Jです。
12/3に発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を下回ったものの、失業率は予想より良い内容となりまちまちに。
ドル円は、一時113.61まで上値を伸ばしましたが、NY市場にかけて下げに転じて上げ幅は全戻し。引けにかけて11/30安値(112.53)の水準まで下げる結果となり、上値の重さが示される結果となりました。
トレンドにつきましては目立った変化がないものの、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の報道をきっかけに急落してから113円後半~112.50付近のレンジで持ち合いを形成。
今後の方向性と致しましては、このレンジからどちらに傾くかでトレンドの変化が現れやすいと考えています。
なお、仮に続落して安値を切り下げた場合は、10月以降のWトップ形成から下げ転換となり、もう一段安しやすくなる可能性もありますので注意が必要です。
また、現在は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大に対する警戒感はもちろん、中国の不動産大手、恒大集団の債務問題に関しましても中国政府が「返済に十分な資金を確保できる保証がない」と表明。
相場が荒れやすい材料がいくつもありますので、報道による地合いの変化や急な値動きには引き続きご注意下さい。
また、何か目立った動きなどございましたら改めて解説させて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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