⇒ 2020年度 年末年始の相場について記事をアップ致しました
こんにちは。Jです。
株式市場や為替相場は底堅い動きが続いていますが、
これからは年末年始の相場。
休場の市場も多く、商いが薄い中、
どういう値動きが想定されるか?
過去の傾向や特徴などから
注意点も含め解説させて頂きたいと思います。
●ご利用されているFX会社の取引時間を確認
まずは、ご利用されているFX会社の取引時間を確認しましょう。
GMOクリック証券では、元旦(1/1)のみ取引がお休みで、
他の日は通常通りの営業時間となっています。
他のFX会社でも大体同様の営業時間が多いですが、
細かい違いがある可能性もございますので、
事前に確認しておきましょう。
●値動きがない、急な値動き、スプレッドの拡大に注意
冒頭でも申し上げましたが、
年末年始は休場の市場も多く取引量が少ないので、
値動きがない(又は急に値が飛ぶ)、スプレッドが拡大するなど、
不安定な環境となる場合もあります。
この点については、各FX会社でも注意喚起されていますが、
GMOクリック証券では、12/23午前7時~1/4午前7時の期間について
原則固定スプレッドの適用対象外としています。
特に、ポンドなど値動きの変動が大きい通貨ペアは、
スプレッドが10pips以上開いたりする事がありますので、
短期取引される場合は十分ご注意下さい。
●過去3年は円高傾向。急落に注意
ドル円の過去3年分の値動きを確認すると、
全て円高傾向となっています。
特に、今年(2019年)の年明けの値動きがきつく、
1/2~1/3にかけて109円後半から105.85と
約4円の急落となっていますね。
なお、チャートには載せていませんが、
日銀がマイナス金利を発表した2016年に関しましても、
年初から下落傾向が続いています。
毎年絶対という訳ではありませんが、
過去にこうした値動きが起きたという事実がありますので、
今回も同様の動きに注意したい所です。
●引き金がダウ平均株価となる可能性も。急な調整に注意
また、史上最高値を更新し続け、
青天井で上昇を続けるダウ平均株価。
引き続き、ショートポジションの比率が多く、
踏み上げ相場が続いています。
「ダウ平均株価バイイングクライマックスか?踏み上げや急落に注意」
でもコメントさせて頂きましたが、
一定のショートポジションを損切りさせてから
調整相場が開始される可能性もあるでしょう。
特に、2018年度は1月に約3,000ドルの急落が発生していますので、
下げの勢いは非常に早いと認識しておく必要があります。
(上げ100日、下げ3日という格言もあるほどです)
そのため、為替相場以外にもこうした値動きに注意が必要です。
●休むも相場。大発会は1/6
以上の事から、年末年始の相場は商いが薄く不安定な値動きとなる可能性があり、
スプレッドの拡大も発生しやすい環境なので、
特に短期取引では無理にポジションを取らなくても良いでしょう。
「休むも相場」という格言もありますので、
大発会(1/6)を目処に取引をスタートするという事も
一つの選択肢だと思います。
また、これまで解説させて頂いた通り、
過去数年間の値動きでは年初は円高傾向です。
米雇用統計の発表、史上最高値を更新するダウ平均株価などの調整、
トランプ米大統領などの要人発言、米中貿易の行方、EU離脱など、
何が引き金となるのかは分かりませんが、注意を向ける事はできます。
それだけでもトレード対応は変わってきますので、
今後も何か目立った変化などございましたら、
メルマガにて解説させて頂きたいと思います。
以上、ひとつの見方として参考になれば幸いです。
引き続き、今後ともよろしくお願い致します。
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少しでも参考になれば幸いです。