来週のドル円 注意点とトレードについて。

こんにちは。Jです。

黒田総裁の発言が報道されて
高値圏から値を崩したドル円ですが、
安値を切り下げる事なく持ち合いが続いていますね。

短期的には方向感なく1円近くのレンジで上下しており、
高値安値もバラバラなので振り回されやすい相場ですが、
今後もこのような相場が続くのでしょうか?

来週の見通しについて解説させて頂きます。

まず、イベントにおいては27日のFOMC。

現時点では“現状維持の可能性が高い”見通しとなっており、
イエレン議長の会見も予定されていません。

そのため、値動きは限定的となりやすいですが、
9月のFOMCに向けて利上げをどう考えているのか?

前向きな姿勢か?後ろ向きな姿勢か?
コメント次第でドル高(ドル安)に振れる事となるでしょう。

次に、一番の注目イベントである29日の日銀会合。

参院選が終わり、安倍首相はアベノミクスを加速させると発言。
相場は“追加緩和が打ち出される期待”から底堅く推移しています。

21日の相場で黒田総裁のヘリマネ否定発言が報道されたものの、
6月中旬の発言との事なので21日の発言ではありません。

そのため、買い支えの動きも出て迷っていますが、
結果的に追加緩和に踏み切った場合は、
大きく円安に振れやすいので注意が必要です。

以上のポイントを踏まえてドル円の動きを確認していきますが、
直近2日間の値動きは迷っている状態であるものの、
5月の相場とテクニカル面において状況は変わっていません

75日移動平均線やトレンドライン、
先行スパンに上値を抑えられて上昇一服の状態となっています。

そのため、このまま下落再開となるか?
トレンド転換となり110円を目指すような動きになるか?
注目の局面です。

そのきっかけとなるのが、
FOMCや日銀会合といった重要イベントとなりますので、
結果と値動きによって今後の方向性を判断すると良いでしょう。

【日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
2016y07m23d_155009943

また、短期的には持ち合いが続いており、
三角保ち合い気味の形に。

106円を挟んで上下していますので、
ブレイクなど目立った変化が確認できれば
順張りのトレードを検討したいと考えています。

ただし、重要イベントを控えて
値動きが限定的となる可能性もありますので、
ポジションを取っても長く保有致しません。

【1時間足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
2016y07m23d_161045901

また、目先の短期的な動きやトレードに関する解説は、
月曜のメルマガから解説させて頂きます。

あくまで数多くの見方の一つに過ぎませんが、
少しでも参考になれば幸いです。

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