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こんにちは。Jです。
昨日の英国民投票は離脱派が勝利した事で、
市場全体が混乱。
ポンド円は160円の高値から133円台まで急落し、
値幅が約27円(2700pips)となりましたね。
ドル円は100円を割り込み一時98.97に。
NY市場にかけて102円台で落ち着きましたが、
今後の値動きはどう見ていけば良いのでしょうか?
過去の動きを参考にしながら解説させて頂きます。
最近のショック相場で一番参考になるのは、
昨年8月のチャイナショックですね。
今回と同じようにセリングクライマックスのような下げ方で
122円から116円台まで一気に暴落。
その後は61.8%戻しまで反発しましたが上値が重く、
50%戻しの水準を上値抵抗に
118~121円台のレンジ相場が約2ヶ月続きました。
【ドル円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
そこで、今回のEU離脱ショックも同じように見ていくと、
50%戻し~61.8%戻しは105~106円半ばとなります。
この価格帯は5月~6月まで支持されていた水準なので、
これから上値抵抗として意識するには十分なポイント。
戻り売りの水準として注意していきたい所です。
【ドル円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
また、今は英国民投票が終わって1日しか経過しておらず、
今後の事が何も見えない状態なので相場は不安一色。
リスクオフの雰囲気となっていますので、
安全資産である円は買われやすい環境です。
もちろん、各中銀の具体的な行動によって
相場の雰囲気が明るくなる可能性もあるでしょう。
相場に絶対はありませんし、
いつかはトレンドが上向きに転換する時も訪れます。
しかし、現時点では下にトレンドが続いていますので、
素直に売り目線で注目していく予定です。
なお、本日は日足をベースに解説させて頂きましたが、
短期の値動きでは違った見方になる場合もありますので、
週明けの配信より様々な通貨ペアをピックアップして
細かい解説をさせて頂きます。
あくまで数多くの見方の一つに過ぎませんが、
少しでも参考になれば幸いです。
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