こんにちは。Jです。
本日は人民元の”引き上げ”となりましたね。
ドル円は一気に118.58まで急騰しましたが、
12時現在、118.20付近に戻されています。
また、中国当局が株価急落を防止する措置として行っていた
サーキットブレーカーを中止。(昨日発表)
「取引停止になる前に早く売らないと!」
このように、不安になって売り急ぐ投資家が増え、
株価下落を助長してしまったのが原因です。
結局の所、やる事が裏目に出てしまったようですね。
サーキットブレーカー中止の発表により、
相場は一時反発(円安株高)しましたが、
上値の重さに変わりはありません。
他にもサウジアラビアとイラン対立や原油安など、
悪材料は出ていますが、
最近の相場は中国市場に振り回されていますね。
中国当局の焦りが見えてしまいますが、
売り相場に変わりがないのであれば、
素直に全て吐き出させたら良いのではとも思ってしまいます。
大株主の売却禁止期間も延長されましたが、
期限(6ヶ月か12ヶ月)が過ぎたらどうするのか?
今回、売却禁止期間が1月8日で期限切れとなる事も
株安を招いたと言われていますので、
次も再び株安を招くリスクはあるでしょう。
結局、いたちごっこのように見えてしまいますね。
さて、中国の話はここまでに致しますが、
今日のイベントはこれからです。
米雇用統計ですね。時間は22時30分。
先ほどの人民元中心レート発表時のように、
大きく乱高下しますので注意が必要です。
現時点では、ドル円やユーロ円など、
反発地合いとなっていますので陽線を形成していますが、
ここから再び陰線に転換という可能性も十分にあります。
特に、ドル円は昨年8月24日に116円まで急落していますので、
今の値動きでは十分届く範囲でしょう。
安易にポジションを取って乱高下に巻き込まれないよう
十分ご注意下さい。
トレードは米雇用統計発表後の動きを見てから
判断していく予定なので、もうしばらく様子見です。
あくまで数多くの見方の一つに過ぎませんが、
少しでもご参考頂けたら幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
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