ユーロ円のトレンドに注意

こんにちは。Jです。
今日は、ユーロ円のトレンドについて解説させて頂きたいと思います。

7月第一週が終了した時点で、ドル円やポンド円は上昇トレンドを保っていますが、
ユーロ円は何度か値を崩していますので、目先のトレンドが定まっていない状態ですね。

【ユーロ円 1時間足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ユーロ円 1時間足

6/16日安値(137.70)を起点としたトレンドは高値、安値共に切り上げていますが、
昨年末からのトレンドは高値切り下げ、安値切り上げの三角保ち合い。
ここ半年間の方向性も確定的ではありません。
(今年からのトレンドはドル円も持ち合い継続です)

【ユーロ円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ユーロ円 日足チャート

今後、持ち合いの抜け方によって長期トレンドの転換を探っていく事になりますが、
目先のテクニカルは、25日と200日移動平均線のデッドクロスを達成中。
現在も200日移動平均線に上値を抑えられている事から、下への警戒が必要です。

【ユーロ円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ユーロ円 日足チャート 移動平均線

ただし、7/3高値(139.27)を上抜けて139円台を維持できるようであれば、
25日移動平均線が上向きになり、200日移動平均線を上抜け。
デッドクロスからゴールデンクロスの転換という事になります。

【ユーロ円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ユーロ円 日足 移動平均線

このように、今後の値動きによってテクニカルのシグナルも変わってきますが、
ここ1~2ヶ月の値動きは大きな価格の変化がなく持ち合い相場が続いていますので、
ちょっとした動きで移動平均線がクロスしやすい環境です。

そのため、現在のデッドクロスに関しては、
ダマシの可能性を考慮しておく必要があります。

【ユーロ円 日足チャート】(チャートの設定方法はこちら)
ユーロ円 日足 移動平均線 ダマシ

以上の事から、ユーロ円を数週間~数ヶ月など、
長期的にポジションを保有しようとした場合は、様子見で良いと思います。

一目均衡表も、持ち合いの期間が続いた事から三役逆転が解消されていますからね。
(一目均衡表は他の要素もありますが今回は省略致します)

もちろん、デイトレで目先数時間のトレードを行う場合は、
直近の動きを重視していきますので、見方が異なってきます
が、
それは、また日々のメルマガで申し上げていきたいと思います。

今回は、少し長期的な目線の解説となりますが、
少しでもご参考頂けたら幸いです。

それでは、引き続きよろしくお願い致します。

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