米政府機関閉鎖、債務上限問題について

こんにちは。Jです。

今、相場では様々な材料が飛び交っていますが、中でも注目されているのは、

“債務上限問題”
“米政府機関閉鎖”

この辺りではないでしょうか。

すでにご存知の読者さんも多いと思いますが、
まずは、このブログで簡単におさらいしておきますね。

●債務上限問題、米政府機関閉鎖について

まず、国が発行する債権、いわゆる国債というものがありますよね。

個人や銀行など多くの方が購入する事ができますが、
国にお金を貸してあげて、満期までの間は決められた利息を受け取り、
満期になったら貸したお金を返してもらうというものです。

シンプルに借金と考えて頂くと分かりやすいと思いますが、
一般人がお金を借りる時は借入上限額というものがありますよね。

それと同じように、国にもお金を借りるには上限が決められています。
これが、債務上限です。

アメリカでは、すでに債務上限に達しており、
期日までに返済するには新たに借入しなければならない状態
となっています。

そこで、債務上限を引き上げるために大統領が議会に要請しているのですが、
話がまとまらずに難航。

このままの状態が続けば、アメリカは借金を支払うことができずに
債務不履行(デフォルト)となってしまいます。

さらに、10月1日から始まる新年度(2014年)の予算が議会を通過できなかったので、
米政府機関が一部閉鎖。人員削減や指標発表の延期などが問題になっています。

●今後の展開は?

そのような中、今後の相場ですが、
目先のイベントとしては、17日までに債務上限を引き上げられるかどうかですね。

相場が混乱してしまうリスクがあることは十分承知していると思いますので、
引き上げの方向で話がまとまる可能性が高いとは思いますが、
こればかりは蓋を開けてみなければ分かりませんからね。

どちらの結果になっても、相場の動きに対応できるよう構えておかなければなりません。

また、政府機関閉鎖については、医療保険改革(オバマケア)の取り扱いが
焦点
となっていますので、折り合いがつけば政府機関の再開に目処がつきそうですね。

ひとまず、今後は、こういった問題に対してどういう動きがあって、
相場がどう反応するか、しっかり見ていきながらトレードを検討していきたいと思います。

それでは、また週明けから相場解説のメルマガをお届け致しますので、
引き続き、よろしくお願い致します。

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米政府機関閉鎖、債務上限問題について への4件のフィードバック

  1. 幸福賢者 のコメント:

    債務問題のわりに、相場は穏やかですね。
    所詮茶番劇ということでしょうか?

    • J氏 のコメント:

      幸福賢者様

      コメント頂きありがとうございます。
      債務問題以外の材料もありますし、織り込み要素もあるでしょうね。
      ただ、油断は禁物なので慎重に見ています。

  2. ターキー のコメント:

    この発表を気にされている方も多いと思いますが全く関係ございません。これにかこつけて溜まっている両替の注文を話し合ってさばく、いわば月に一回帳尻を合わせるための発表です。しかし今回延びた経緯は溜まりに溜まった外貨を11月の決算に向けてドルに戻したい銀行ばかりなので話がまとまりません。出遅れたら高いドルに両替しないといけないからです。最初に投げた銀行と最後に投げる銀行では全く値段が違うのでどれだけドルに戻すかを談合中で決まらないぐらい外貨が溜まっています。11月には配当月が来るので延ばせないし、伸ばしたらドル高が止まらなくなる可能性もあり、とんでもないことをやってくるかもしれません。

    • J氏 のコメント:

      ターキー様

      コメント頂きありがとうございます。
      私もこの瞬間は取引しませんので、あまり関係ありませんが、
      いずれにしても、大きな値動きが発生しますのでトレンドの変化には注目しています。
      結局、その後のトレンドに合わせてトレードを検討していく必要がありますからね。
      10/22、11/8と続けて発表があるので忙しい相場になりそうですね。。

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