こんにちは。Jです。
ここ最近の相場はずっと円安トレンドが続いていますね。
“アベノミクス相場“や”安倍バブル“などと言われてますが、
「とにかく買っておけば利益が得られる!」
と、思っているトレーダーさんも多いのではないかと思います。
しかし、本当に”買い”で良いのでしょうか?
例えば、「今の相場が上がっているから買い」という考え方は、
トレンドフォローの戦略になりますので、理に適っているように見えますが、
ポジションを持つ前に考えなければならない事は他にもあるはずです。
- どこで利食いを行うのか?
- どこで損切りを行うのか?
- いつまでポジションを持つのか?
- 妙な値動きが見られた場合、どう対処するのか?
などなど、ポジションをどう管理していくのか?という事ですね。
ここをしっかり計画しておかなければなりません。
にも関わらず、
「とにかく利益を得たい」
という気持ちが先行して、無計画にポジションを持っても
無駄に損失を広げてしまいやすくなるので注意が必要です。
また、トレンドと言っても、どの部分を注目するのかによって、
見方も大きく変わりますよね。
例えば、ドル円の4時間足チャートを見てみましょう。
【チャート図】(チャートの設定方法はこちら)
4時間足で見ると、ずっと上がっているように見えますが、
【チャート図】(チャートの設定方法はこちら)
5分足で細かく見ると下がっていますね。
なぜこう見えるのかというと、
4時間足で見た直近の下落ポイントを5分足で細かく表示させているからです。
【チャート図】(チャートの設定方法はこちら)
このように、注目する時間足によってトレード対象とするトレンドが異なりますので、
トレード戦略(売り、買い)も大きく変わりますね。
つまり、長期的なトレンドを見て買いを検討するトレーダーもいれば、
短期的なトレンドを見て売りを検討するトレーダーもいるという事です。
また、長期的にトレードを行うのであれば、許容するリスクが大きくなりますが、
短期的なトレードであれば、その分許容するリスクも少なくなります。
(※その時の値動き、値幅にもよりますが)
そういった環境の中で、どういうトレードを行なっていくべきなのか?
よく検討しながら行なっていく必要がありますね。
ですので、アベノミクス相場だからと言って、「買いだ!」と一方的に考えるのではなく、
- どの時間足に注目するのか?
- どのトレンドに注目するのか?
- どのくらいのリスクを許容するのか?
- どこまでポジションを持つのか?
などを検討していきながら、
売りも含めた様々なトレード戦略を検討していく事が良いのではないかと思います。
その積み重ねがあなた自身のトレードスタイルを作っていきますからね。
あくまで一トレーダーの見解に過ぎませんが、少しでも参考になれば幸いです。
また、明日から売買ポイントのメールマガジンをお送り致しますので、
引き続きよろしくお願い致します。
無料メールマガジンの登録について
登録頂くと、売買ポイントをいち早く受信でき、メルマガ限定のトレード解説も
閲覧することができるようになります。(登録後にパスワードをお送り致します)
※登録名は名字をご入力ください。メールが受信できない場合はこちら。