先月「今の円安相場で注意すべきこと」という記事をアップしましたが、その続編です。
前回の内容のポイントは、
「円安が続いていますが安易に天井を狙おうとしてはいけませんよ」
ということでしたね。
結局、円安トレンドは続いていますので、
記事をお読み頂いた読者さんは安易な逆張りなどしていないと思いますが、
今日はもう一つ注意点をお話したいと思います。
円安相場に限らず、どんな時でも言えることですが、
「ニュースや指標発表に左右されないこと」
ですね。
もちろん、今の円安相場は、
政局の変化や指標発表による影響が大きいでしょう。
しかし、結局のところ、
相場は上がる時は上がり下がる時は下がります。
例えば、ニュースの場合、
・ネガティブな要人発言によって相場が売られているようだ
というパターンもあれば、
・ネガティブな要人発言があったが、相場は底堅いようだ
というパターンもありますし、指標発表の場合でも、
・指標発表が予想より悪く、売られているようだ
というパターンもあれば、
・指標発表が予想より悪かったが、相場は底堅いようだ
というパターンもあります。（何でもアリですね）
このように、ニュースや指標などの材料が何であっても
上がる時は上がり、下がる時は下がるので、
鵜呑みにしてしてはいけないということです。
例えば、昨日の米雇用統計でも、予想より悪く
売り材料になりましたが、すぐに反発しましたよね。
【チャート図】（チャートの設定方法はこちら）
確かに、ニュースや指標発表は、
相場の流れ（トレンド）を変えるきっかけになる場合がありますが、
・今の相場はどんなトレンドなのか？
・トレンド転換のポイントはどこになるのか？
・上げた場合はどのあたりで戻されそうか？
・下がった場合はどのあたりで反発しそうか？
などなど、きちんと相場のトレンドやテクニカルなども考慮して
トレードを組み立てていかなければなりません。
また、今の円安トレンドもいつかは終わりを迎えますので、
政局の姿勢が変わらなくても、下落トレンドに転換する可能性を常に想定し、
どんな相場になっても対応できるようトレードを組み立てていくことが大切です。
あくまで一トレーダーの考えに過ぎませんが、少しでも参考になれば幸いです。
それでは、引き続きよろしくお願い致します。
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