高値更新、安値更新によるブレイク手法

今日は、メルマガでもよく出てくる
高値更新、安値更新によるブレイク手法について解説していきます。

これは、高値や安値を更新することで、
トレンドが発生しやすくなるというクセを想定した手法ですね。

では早速、高値更新のパターンから見ていきましょうか。
10/4に指摘したユーロ円の相場なんてそうでしたね。

【2012年10月3日~4日 ユーロ円 15分足】(チャートの設定方法はこちら)
2012年10月4日 ユーロ円 ブレイクアップ

チャート図の中でグッと上昇している部分がありますが、
一気に高値を更新していますね。

短期的には101.40付近のレジスタンスがや
101.45付近の高値が存在していたので、
101.50付近を抜けてから仕掛けていこうと判断していました。

こうした高値更新による上昇はブレイクアップとも言われています。

では次に、安値更新のパターンを見ていきましょう。
これは9/20にメルマガで指摘した豪ドル円のパターンです。

【2012年9月7日~20日 豪ドル円 1時間足】(チャートの設定方法はこちら)
2012年9月20日 号ドル円 ブレイクダウン

このパターンでは、81.90や82円付近も意識できますが、
81.80付近にも安値が存在することや、
過去の流れから見ても81.80割れが重要と判断。

そして、11時のロウソク足で一気に安値を更新してくれたので、
そのまま売り。仕掛けやすい相場でした。

こうした安値更新による下落はブレイクダウンとも言われています。

以上が、高値と安値更新によるブレイク手法になります。

よく書籍などでも紹介されていますが、チャート図を見てわかるように、
実際の相場では高値や安値の位置が紛らわしい場所に
あったりするケースの方が多いです。

ですので、考え方としてはシンプルですが、
日々の相場に見慣れておくと良いと思います。

また、チャート図で引いてあるラインに関するお話は、
「トレンドラインの定義、引き方、注意点」をご参考ください。

さらに利食いや損切りなども含めたトレードの組み立て方については
プレゼント中のレポート「トレード能力開発講座」で解説していますので、
こちらも併せてご参考ください。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
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