【テクニカル基本編1】移動平均線とは?
この記事では、移動平均線について基本的なことを解説しています。
今後、投資手法や注意点など記事を追加していきますので、
少しでもご参考いただけたら幸いです。
●移動平均線とは?
移動平均線(MA)とは、
「ある一定期間のロウソク足の終値平均をあらわした線」
のことです。
例えば、ブログやメルマガで登場する「25本平均線」の場合、
ロウソク足25本分の終値の平均を表した線となります。
(チャート上ではMA25と表示されています)
【ドル円 日足チャート GMOクリック証券のプラチナチャートを使用】
上図のチャートでは、
25本移動平均線、75本移動平均線、200本移動平均線を表示していますが、
日足チャートなのでロウソク足1本で1日分の動きを表しています。
よって、
25本移動平均線⇒25日移動平均線
75本移動平均線⇒75日移動平均線
200本移動平均線⇒200日移動平均線
という風な呼び方もできるわけです。
また、1時間足チャートを基準に考えると、
ロウソク足1本で1時間の動きを表しているので、
25本移動平均線⇒25時間移動平均線
75本移動平均線⇒75時間移動平均線
200本移動平均線⇒200時間移動平均線
という呼び方にもなりますね。
J氏の相場塾では毎日様々な時間足のチャート図を紹介していますので、
「●本平均線」という風に言い方を統一しています。
●移動平均線の種類と選び方
移動平均線には、単純移動平均線(SMA)や指数平滑移動平均(EMA)、
加重移動平均(WMA)など、様々な種類の移動平均線が存在します。
(J氏の相場塾では単純移動平均線を使用しています)
ですので、何の移動平均線を使ったら良いのか
迷ってしまうかもしれません。
移動平均線の種類やパラメーター(●本にするのか?)によって、
シグナルも変わってきますしね。
ただ、移動平均線に限らず使うテクニカル指標に正解はないので、
自分に合った(使いやすいと感じる)種類を選択することが一番です。
結局、どのテクニカルを使っていたとしても、
トレンドの転換や強弱、過熱感など、見るポイントは同じだったりしますし、
そこでどうトレードを組み立てていくかが大切ですからね。
●移動平均線の組み合わせ方
移動平均線は、
短期的な動きの変化を見るための短期線、
中期的な動きの変化を見るための中期線、
長期的な動きの変化を見るための長期線、
という風に短期的~長期的なトレンドを見るために
数本の線を表示させて分析するケースが一般的です。
5、10、20、21、25、50、75、100、200などの線が
よく使われているようですが、日足で25日、75日を表示させ、
週足で13週、26週の組み合わせで見たりなど組み合わせも様々です。
ちなみにJ氏の相場塾では20~25、75、200の
3本の移動平均線(SMA)を表示させています。
では次回から、移動平均線を使った相場の見方や売買ポイント、
そして注意すべきポイントを解説してきますね。
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