【テクニカル基本編3】移動平均線のトレンド分析法その2

●これまでのテクニカル解説

【テクニカル基本編1】移動平均線とは?

【テクニカル基本編2】移動平均線のトレンド分析法 その1

●移動平均線のトレンド分析法 その2

今回は、移動平均線を数本組み合わせて
トレンドを分析していく方法を解説してきますね。

J氏の相場塾では、

・20~25本平均線(25本が多いです)
・75本平均線
・200本平均線

以上3本の移動平均線を表示させていますが、
この3本を組み合わせてあるシグナルに注目しています。

それは、ゴールデンクロスとデットクロスです。

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が
中期、長期の移動平均線を下から上に抜けることで、
上昇トレンドがはじまるシグナルとされています。

早速、チャート図で確認してみましょう。

【ポンド円 5分足チャート GMOクリック証券のプラチナチャートより】
移動平均線のトレンド分析法 ゴールデンクロス

このように、マルで示しているポイントでは、

・短期移動平均線(25MA)が中期(75MA)、長期(200MA)の移動平均線を上抜け。
・中期移動平均線(75MA)が長期(200MA)の移動平均線を上抜け。

というゴールデンクロスが発生していますね。
こうしたシグナルによって、上昇トレンドに向かいやすいと想定していきます。

では今度はデットクロスを見てみましょう。

デットクロスとは、短期の移動平均線が
中期、長期の移動平均線を上から下に抜けることで、
下落トレンドがはじまるシグナルとされています。

こちらもチャート図で確認してみましょう。

【ユーロ円 1時間足チャート GMOクリック証券のプラチナチャートより】
移動平均線のトレンド分析法 デッドクロス

このように、マルで示しているポイントでは、

・短期移動平均線(25MA)が中期(75MA)、長期(200MA)の移動平均線を下抜け。
・中期移動平均線(75MA)が長期(200MA)の移動平均線を下抜け。

というデッドクロスが発生していますね。
こうしたシグナルによって、相場が下落トレンドに向かいやすいと想定していきます。

ただし、単純にクロスしたからと言って
「買いだ!」「売りだ!」と判断するのは時期尚早です。

なぜなら、クロスしてもトレンドが発生しないことや
逆行した動きになる「ダマシ」が発生することがあるからです。

そこで、次回はダマシについてのお話をしていこうと思います。

では今日はこの辺で。少しでも参考頂けたら幸いです。

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